株式会社夢志堂

社長の情熱と覚悟が金融機関も動かす!新業態での再挑戦


事業内容

鯛出汁ラーメン、鯛めし、居酒屋

令和2年度支援事例

事業の現状と相談のきっかけ
  • 居酒屋チェーンのFCとして、以前は6店舗経営していたが、順次撤退して相談時は1店舗のみであった。
  • 過去の店舗撤退に伴う費用負担などで資金繰りが悪化していた。
  • 事業譲渡を考え、事業承継チームに相談に訪れたところ、当拠点での相談を勧められた。
ヒアリングによる課題の整理
  • 断れない関係性の方から不採算店舗を引き受けるなど、厳しい経営を強いられ続けた中で、次第に経営を続ける意欲が弱まっていた。
  • 残存店舗で単年度黒字化を達成したものの、事業譲渡の引き受け手が現れる見込みは薄い状況であった。
  • コロナ禍で売上が落ちる中、リスケ中の当社がどのように資金調達できるか。
課題解決の提案・アドバイス
  • 先が見えない状況こそが、経営意欲を減退させている。黒字化の先にある出口を一緒に描くことで、自社の将来に対する見通しを見出すことを提案した。
  • リスケ中の資金調達となり、既存行は行内ルールで融資対応が難しいと考えられる。新規行を開拓して、保証協会に掛け合ってもらうようにアドバイスを実施した。
取り組み内容と成果
  • 社長からヒアリングする中で、創業時の想いや飲食業に対する想いを思い返された。また、債務弁済の道筋を整理して方向性が見えたことで、再び事業継続の意思を固められた。
  • 2020年3月以降、感染拡大を受けて多人数での外食自粛が広がり、200席の大箱店舗は週末の宴会キャンセルが相次いだ。
  • 日本政策金融公庫に融資を申し込み、速やかに実行された。保証協会付融資は、取引行より取り扱えないと回答を受けた。アドバイスに従い新規で取り扱ってくれる金融機関を探し出して信用保証協会に打診したところ、無事に保証決定を受けることができた。
  • 第2波が広がり売上回復が望めないことで、9月末で大箱店舗を閉店し、以前より構想していた新業態への転換を決断された。新店舗は、石津川駅の近くで、昼は鯛出汁100%のラーメンと鯛めし夜は海鮮中心の居酒屋という新たなスタイルで挑戦を始めている。

コーディネーターより

社長の経験と実績はもちろん、必ず盛り返して返済して見せるとの覚悟と飲食業への情熱が金融機関を動かしました。構想を実行に移す行動力も素晴らしいです。

担当:橋本コーディネーター