書道界にカラー書道で新風を吹き込み事業化
事業の現状と相談のきっかけ
● 書道の筆でできるアート(ブラッシュアート)の創始者でグラデーションを意識した色彩の変化、色の交わり、立体的に見えるラメを取り入れたカラー書道が特徴。
● 2018年7月、パリで開催されるジャパンエキスポに書道パフォーマンスとして出展の誘いがあり、誘いにのるかどうかの判断とカラー書道などの事業化についての相談がきっかけ。
ヒアリングによる課題の整理
● 今までにない新しい書道であり個展やパフォーマンスを通じたブランディングの強化
● カラー書道作品のアピール、販売できる形への具体化
● ホームページなど営業ツールの充実
● カラー書道作品の今後の展開
課題解決の提案・アドバイス
● 個展が決定したのでテーマや作品作りのアドバイス。
正面奥の一番大きなキャンバスに春桜が咲き乱れている桜の字を配置し部屋を一周する形で春夏秋冬を表現する。
● ファブリックパネルの見本展示による注文販売、ポストカード販売など商品化
● 朝日新聞文化財団芸術活動助成(美術)へ応募
取組み内容と成果
● 1月19~28日、【解放区】杭瀬ギャラリー(尼崎)で個展を開催。
テーマは「Sakura~桜の春夏秋冬~」で、カラー書道でここまでできることをアピール。カラー書道のワークショップをあわせて開催。
● 作品を紹介するインスタグラムを初めて3週間でフォロワーが1600を超える。
外国人の反応がよい。
● Japan Expo in Pari 2019年に出展予定
● カラー書道で人の名前を書くビジネス構築
事業者の声
5歳の時から書道教室に通い、いろいろな賞を受賞して師範を取得しましたがカラーで書道をすることにより新たな役割と新しい趣味として、テーマを設けた個展でようやく事業化に向けて一歩踏み出せました。
コーディネーターより
墨が中心の書道に新しいカラー書道を考案し、書道界に新風を吹き込んでいます。
インバウンドでも注目されるでしょう。
担当:水谷コーディネーター