株式会社SakuLa

2017年6月に大阪市住吉区に開業。質の高い看護ケアの提供を目指す


事業の現状と相談のきっかけ

● これまで大学病院等で17年間看護師として勤務してきた。

長年の経験と最新の知識から質の高いケアを効率よく行うことができる。

● 重症心身障害児、循環器疾患患者の医療的ケアなどで利用者やその家族が前向きな生活がおくれるような環境を提供するために創業を決意する。

● 先に創業した同業の経営者からよろず支援拠点を紹介され、相談にみえる。

ヒアリングによる課題の整理

● 以前から構想はあったものの、急なタイミングで創業することになったので、どのように進めていけばいいのか。

● 会社を運営した経験はないため、創業者(経営者)として必要な経営知識(会社設立、社会保険など)。

● また、創業に必要な資金が心配であり、どれだけの資金が要るのか、どのように資金調達を進めればいいのか。

課題解決の提案・アドバイス

● 事業計画の作成について、内容や書き方などについてアドバイスを行い、完成までをサポートする。

● 合わせて、収支計画や資金計画について、その必要性を説明するとともに、考え方や書き方をアドバイスする。

● 必要資金の調達について、政策金融公庫の活用やそのやりとりの仕方などをアドバイスする。

取組み内容と成果

● 事業計画を書くことにより、事業構想が具体的になり、事業活動の指針とすることができた。

収支計画を検討する中で、経営者に必要な資金の考え方も理解することができた。

● 政策金融公庫の融資も決定し、開業に必要な資金の調達をすることができ、無事に開業に至る。

● 課題は人材の獲得であり、現在、組織づくりをしているところである。

人員が整えば、大学病院とのネットワークや人脈を活用しながら、利用者獲得のための営業を行う。

● 事業計画に定めた売上目標にはまだ及ばないが、少しずつ利用者は増えており、今後着実に成長していくことが予想される。


事業者の声

病気や障害をもつ新生児から高齢者、ターミナルまで、いかに住み慣れたお家で過ごせるか、地域と連携し、全面的にバックアップできる訪問看護ステーションを目指しています。

コーディネーターより

社名のSakuLaはJリーグのセレッソ大阪に由来するとのこと(セレッソ:スペイン語で桜)。

地域に根ざした明るい桜カラーの訪問看護ステーションを目指して下さい。

担当:楢崎コーディネーター