亡夫の遺志を引き継ぎ養液栽培を世の中へ
事業の現状と相談のきっかけ
● 夫だった大阪府農林技術センター栽培部・花卉研究室長(技術士)が退職後に養液栽培システムを開発し特許取得。
一時、大手企業と共同で開発し販売もしていた
● 亡くなってから開発ノートなどで夫の想いを知り、世に出したいと事業化の相談があったのがきっかけ
ヒアリングによる課題の整理
● 土、電気を必要とせず、施肥の心配もいらず、普通の花より長く成長開花する、出張で数日間ほったらしにでき機能性は高いが、説明しないと売りにくい商品
● ホームページやチラシなど営業ツールの充実
課題解決の提案・アドバイス
● 商品の特長や機能性を洗い出し、チラシやホームページなどの作成
● 近隣の花屋や老人施設への提案、堺商工会議所が実施しているバイヤー向け商談会への参加
● 売価が上がらないように新しい金型製作などは極力、避ける。
製造原価をもとに適切な売価とする
取組み内容と成果
● ホームページ、チラシが完成しバイヤー向け商談会へ参加。
引き合いがあったところへ営業
● 亡夫の想いからストーリーを作りプレスリリースの準備
● 花店での委託販売や老人ホームへのサンプル提供を開始
事業者の声
亡夫が残した花鉢をなんとか世に出したと思い、よろず支援拠点に相談させていただき販売の端緒につくことができました。
コーディネーターより
水のやりすぎでよく花を枯らしていましたが、ハラポットは液をセットし日があたるところに置いておけばよいだけとお手軽です。
担当:水谷コーディネーター