赤田善株式会社

食品業界の創造型企業!食べるお酒「マンジェリカ」の販路拡大


事業の現状と相談のきっかけ

● 加熱することなく、アルコールや糖質と混ぜるだけでジュレができるという、ゲル化剤製剤「スタッドメランジュ」を製造。

この技術を用いて、カクテルとスイーツを合体させた、食べるお酒「Mange liquor(マンジェリカ)」のコンセプトを広めたい当社は、まずは、自社でスタッドメランジュを使ったお菓子のアンテナショップを検討していた。

ヒアリングによる課題の整理

● 食べるお酒「Mangeliquor(マンジェリカ) 」プロジェクトの「戦略」は明確に構築されているか?

● スタッドメランジュを使った商品の販売実績が必要という理由で、これまで取り組んだことのない「小売業」を始めようとしているが、それは正しい決断であるか?

課題解決の提案・アドバイス

● マーケティング戦略のフレームワークは、「目的」「誰の(=ターゲット)」「何のために(=便益)」「何をどうする(=具体的な実行プラン)」である。

これに沿って、当該事業の戦略を明らかにしていった。

● 小売業進出ではなく、卸販売の販路拡大を進めるべく、提案書の内容や販路についてアドバイスをした。

取組み内容と成果

● 当該事業戦略の見直しにより、小売業進出の計画を中止した。

→これにより、当社の経営資源(人・モノ・金・時間など)の効率化が実現した。

● 卸販売用の提案書をブラッシュアップした。

→これまでの提案書は、技術やノウハウが多く記載されていた。

新提案書は、ストーリーを用いて、食べるお酒「Mange liquor(マンジェリカ)」のコンセプトを伝え、当社がどのような市場を創造していきたいかを強調。

ビジネスモデル図なども挿入することで分かりやすさを実現した。

その結果、新提案書で営業した得意先からは好評で、今後、外食産業やその他の販路に提案をしていく予定である。


事業者の声

当初、熱くなっていた私に、適切なアドバイスをいただき、頭の中が整理できました。

これからも、何かありましたら、ご相談させて頂きたくお願いします。

コーディネーターより

大阪勧業展のブースにご相談に来られたご縁で、事業の相談に乗らせていただきました。

少しでもお役に立つことができ、大変嬉しく思います。

担当:嶋コーディネーター