中尾食品工業株式会社

昔ながらの“木灰こんにゃく”で世界に発信するための組織をつくる


事業の現状と相談のきっかけ

● 現在の中尾社長は2013年の就任来、経営環境の変化に合わせた会社のあり方や従来の製造・販売の方法に疑問を持ち、会社の改革を決意される。

● その一環として、こんにゃくの新たなマーケティング展開をするに当たり、製造現場の活性化が課題となり、人員体制や就業のルールを含めた、組織・人事体制の見直しが必要になった。

ヒアリングによる課題の整理

● これまで現場で働く従業員について、働く仕組みを構築しておらず、きっちりとした管理を行ってこなかった。

● その結果、就業規則など、会社の働くルールが実態に即したものになっておらず、コンプライアンスとしても不安である。

● 何よりそういった環境で働く従業員のモチベーションが上がらず、生産性が悪い。

課題解決の提案・アドバイス

● 従来からの働くルールを見直して、現在の会社の実態に合ったものに改め、当社での働き方をはっきりさせる。

● 特に、現在の作業の主力となっているパートタイマーの処遇を明らかにし、これまで以上の活躍を図るようにする。

● そういった働き方改革を行い、従業員のモチベーションを高め、生産性を上げる。

取組み内容と成果

● 就業規則や賃金規程、パートタイマー就業規則などの人事関連の社内規程を見直し、会社の実態に即した働くルールを明らかにした。

● これに合わせ、パートタイマーの働き方を見直し、個性に応じた多様な活用を検討し、従来にはなかった戦略的なパートタイマー活用を行うことにした。

● また、シルバー人材の活用も検討し、より効率的な体制を構築して、現場の生産性を上げていくこととなった。

● これら組織・人事体制の見直しにより、組織が活性化し、従業員のやる気が高まっている。

● 将来に向けて、事業展開、マーケティング活動に合わせた現場づくりを行い、現場が核となって会社を支える体制を構築していく


事業者の声

環境変化に合わせた人事面でのテコ入れが必要でした。

事業継続に必要な社員の力を最大化するため、どうすればいいのか相談しました。

お陰様で思い描いていた通りに進められています。

コーディネーターより

バイタリティあふれる中尾社長の下、組織が新しく生まれ変わろうとしています。

様々な個性を持った従業員の方々が元気よく働くことができる組織を目指して下さい。

担当:楢崎コーディネーター