[9月10日発行号]


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◆大阪府よろず支援拠点からのお知らせ
ポータルサイト「サポコネ」からのピックアップ
≪大阪産業振興機構 国際ビジネス支援課≫

 

◆最新施策・セミナー情報&トピックス

(1)海外ネット通販(越境EC)セミナー 10/18(金)茨木市
(2)インバウンド講座 9/11(水)
(3)企業に活力を与える高年齢者の雇用と処遇 10/1(火)、9(水)

 

◆コラム
「(続)現場が疲労困憊している」 コーディネーター 楢崎 賢吾

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◆大阪府よろず支援拠点からのお知らせ

・ポータルサイト「サポコネ」≪大阪産業局 国際ビジネス支援チーム≫
https://sapokone.mydome.jp/

 

約80機関の情報を登録している「サポコネ」のなかから
【大阪産業局 国際ビジネス支援チーム】を紹介します。

 

国際ビジネス支援課は府内中小企業の海外進出、海外取引等国際ビジネスの支
援を実施しています。海外には興味があるが、情報、知識、経験がなく、何か
ら行えばよいか分らない方から、すでに海外との取引を実施し、さらに販路拡
大をお考えの方まで、各自にあった対応で情報提供、アドバイスをさせていた
だきます。

 

↓詳しくは下記をご参照ください。
https://sapokone.mydome.jp/organizations/874/

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◆最新施策・セミナー情報&トピックス

(1)海外ネット通販(越境EC)セミナー 10/18(金)茨木市
 
海外向けネット通販(越境EC)に興味のある方や、始められたばかりの方、海外
販路開拓の効果的な方法をお探しの方に、株式会社ナセバナル、株式会社ECMSジ
ャパンから講師をお招きし、越境ECに関する基礎知識や海外への通販の展開方法
・成功事例などをレクチャーしていただきます。

 

◆日 時:10月18日(金曜)14時00分~17時00分
◆場 所:茨木市立男女共生センターローズWAM404・405号室
     (大阪府茨木市元町4番7号)
◆参加費:無料
◆内 容:第1部「14億人がターゲット!「中国越境EC」で販路拡大する方法」
           講師:株式会社ナセバナル 橋谷 亮治 氏
        第2部「越境ECフォワーダーが語る 中国越境EC最前線」            
                  講師:株式会社ECMSジャパン 小松 英樹 氏
◆定 員:30名(先着順)

 

↓詳しくは下記をご参照ください。
https://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/sangyo/shoukou/event/38630.html

 

(2)インバウンド講座 9/11(水)

 

東京2020、大阪・関西万博を見据えて…としていますが、この機会にまずは
「インバウンドのことを身近」に知っていただければ幸いです。
そこで大阪商品計画では、「初のインバウンド講座」を開催します。
是非ふるって、ご参加ください!

 

日 時:2019年9月11日(水) 14:00~17:00
会 場:大阪産業創造館 5F 研修室E
参加費:無料

 

↓詳しくは下記をご参照ください。
http://www.osaka-products.jp/assets/pdf/news_20190826.pdf

 

↓お申込みはこちらより。
https://www.mydome.jp/form/add/179

 

(3)企業に活力を与える高年齢者の雇用と処遇 10/1(火)、9(水)
   働き方改革への対応と定年延長・継続雇用制度のしくみづくり~

 

若年層を中心とした人材確保難が続くなか、企業の競争力を持続させるためには、
高年齢者社員の経験や技能を活かす雇用・処遇制度とモチベーション維持のしくみ
づくりが極めて重要です。本講座では、働き方改革関連法案や同一労働同一賃金へ
の対応を踏まえた最新動向を踏まえ、高年齢者社員の活躍を引き出す定年延長・継
続雇用の制度設計や人事処遇・評価体系を見直すポイントについて、活用できる助
成金や事例の紹介を交えてわかりやすく解説します。

 

日 時:10月1日(火) 14:00~16:00
場 所:南支部会議室(大阪市天王寺区堀越町13-18銀泉天王寺ビル5階)
参加費:無料
対 象:大阪府内の中小企業者、小規模事業者等

日時:10月9日(水) 14:00~16:00
場所:ニッセイ京橋ビル3階会議室(大阪市都島区東野田町4-6-22)
参加費:無料
対 象:大阪府内の中小企業者、小規模事業者等

※高口氏による講義の内容は各回同じです。

講 師:大阪府社会保険労務士会所属 社会保険労務士  高口綾子氏

 

↓詳しくは下記をご参照ください。
南支部 https://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201906/D55191001015.html
東支部 https://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201906/D52191009010.html

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◆コラム 「(続)現場が疲労困憊している」
            コーディネーター 楢崎 賢吾

 

昨年11月26日発行の本メルマガで「現場が疲労困憊している」というタイトルで、
コラムを書かせていただきました(宜しければ、ホームページの「メルマガ
バックナンバー」でご覧ください)。要約すると、「生産性向上が叫ばれる中、
中小企業の現場が疲労困憊しており、それが人間関係の悪化や事故につながって
いる。その改善で大切なことは、改善を現場だけに押し付けるのではなく、
会社全体で取り組むことである」というものです。
あれから、10か月ほど経ちますが、その後、皆さんの会社の現場はいかがでしょう。
元気にやっておられるでしょうか。

 

なぜ、会社全体での取り組みが必要かというと、疲労困憊の原因を取り除くには、
現場の自助努力だけでは限界があり、顧客との無理な取引条件や価格設定に
問題の本質があることが多く見られるからです。
例えば、今の取引条件は、いつ、どのように決めたものですか?「先代の頃に
決めたっきりになってんねん。どうやって決めたかは、もう誰も分からへん」
ということがよくあります。経営環境は変化しているのに、取引条件が昔のまま
では、その歪みが現場にいくのも無理はありません。
価格設定もそうです。なぜ、その価格なのですか?明確な根拠はあるのでしょうか。
取引条件と同じように、10年以上も前の価格のままというのがざらにあります。
改めて原価計算をしてみると、「儲かるどころか、赤字やないか。何かおかしいと
思とった」ということになるのです。

 

取引条件の見直しや価格改定は、顧客を失う可能性もあるので、なかなか言い出し
にくいものです。しかし、無理な商売を続けると、いずれ会社は成り立たなく
なります。現場の疲労困憊を通り越し、組織の崩壊につながるのです。勇気を
持って、顧客や取引先と交渉する必要があります。しかし、ただ闇雲に「条件を
変更してくれ」「値段を上げてくれ」ではいけません。きちんと根拠を示さないと、
値上げどころか、「お前とこは根拠も示せんのか」と信用をなくし、これまでの
付き合いが終わってしまうことになります。
会社全体での取り組みが必要というのは、まさにこの点です。現場だけでなく、
営業や事務方も一緒になって、あるべき状態になるよう、根気よく見直す活動を
してください。その際、中心になるのはもちろん、経営者です。経営者のリーダー
シップで、しっかりとまとめ上げることが重要です。

 

もし、どのように取引条件を見直し、価格設定をすればいいのか悩まれたら、
よろず支援拠点にご相談ください。コーディネーター一同、お待ちしています。