[4月25日発行]


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◆ 大阪府よろず支援拠点からのお知らせ
  令和4年度成長志向企業の伴走支援 支援企業の公募について

◆ 施策紹介・トピックス
   大規模展示商談会活用事業(出展支援事業)について <大阪府>
    
◆ コラム
    「 選択肢を持つ、選択肢を提供する」 
                 サブチーフコーディネーター 中辻 一浩 

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◆大阪府よろず支援拠点からのお知らせ

大阪府よろず支援拠点では、令和4年度成長志向企業の伴走支援「支援企業」を
募集します。

中小企業庁では、経営環境の変化が激しい時代において、経営資源が限られている
中小企業に対して、事業継続・成長をどのように支援すればいいかについて、
昨年度「伴走支援の在り方検討会」で議論が行われました。

その結果、国内外の先を見通すことが困難な厳しい経営環境の中、ポストコロナ時代に
向けて、地域経済を支える中小企業が、自社の経営課題をしっかりと見極め、
進むべき道を描いていくために、経営者に寄り添ってこの難しい課題に取り組む
支援(伴走支援)が、中小企業施策として展開されています。

全国各都道府県のよろず支援拠点においても、これまでの経営相談とは別に、
伴走支援を行うことになりました。
今回は、この支援対象となる中小企業を広く募集いたします。

公募期間:2022年4月20日(水)~2022年5月15日(日)
応募書類:①申請シート(別紙様式にご記入ください)
     ②直近3期分の決算書(B/S、P/Lのみで結構です)
     ③その他(事業計画書など社内で作成されている資料があればお送りください
<詳細な公募内容、申請シートのダウンロードは、下記URLをご参照ください>
   https://www.yorozu-osaka.jp/2022support/

※2022年5月20日頃をメドに支援企業決定を行ない、選定結果はメールにて
 ご連絡いたします。
 支援開始は、6月初旬を予定しています。

◆ 施策紹介・トピックス
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■ 大規模展示商談会活用事業(出展支援事業)について <大阪府>
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大阪府では、国内で開催する大規模な展示商談会を活用し、
販路開拓をめざす大阪のものづくり中小企業に対し、販路開拓に必要な技術や
知識等を習得する講習会と出展に対する経費補助(上限25万円)
専門のコーディネーターによる個別相談を行います。
 
下記URLに記載されている支援対象となる展示商談会にご出展予
もしくはご興味のある企業の皆さま、ぜひとも、ご応募下さい! 
 https://www.m-osaka.com/jp/whatsnew/detail/003969.html

なお、各展示商談会の詳細は、主催者の公式ホームページでご確認ください。

【支援内容】
1.展示会を効果的に活用する販路開拓手法についての出展講習会
2.補助対象経費(小間料金及び装飾経費)の2分の1以内(上限25万円)の経費補助
3.専門のコーディネーターとの出展前後における個別相談の実施

【応募資格】
次の(1)~(6)のすべてに該当することが必要です。
(1)大阪府内に主たる事務所、事業所があること
(2)中小企業者であり、かつみなし大企業でないこと
(3)業種が製造業又はソフトウェア業であること
 (ただし食料品製造業、飲料・たばこ・飼料製造業は除きます)
(4)出展する技術や製品を自ら製造し、出展する展示商談会に適したものであること
(5)府が主催する出展講習会への出席が可能であること
(6)府税に未納がないこと ほか

※平成24年度以降に本事業による補助金交付を受けた場合は、
 その際と異なる製品を異なる分野の展示商談会に出展する場合は、
 再度応募可能です。
※なお、本事業への補助金交付は、府の一会計年度において1回限りです。
※応募資格の詳細については、募集要項をご確認ください。

【応募方法及び詳細】
下記URLをご確認下さい。
 http://www.pref.osaka.lg.jp/mono/shuttenshien/index.html

【問い合わせ先】
MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)
大阪府 商工労働部中小企業支援室 ものづくり支援課
 販路開拓支援グループ(出展支援事業) 担当:山内・荒木・津田
 TEL:06-6748-1066 E-mail:hanrokaitaku@gbox.pref.osaka.lg.jp


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◆ コラム「選択肢を持つ、選択肢を提供する」
                                            サブチーフコーディネーター 中辻 一浩


「コロナウイルス陽性になり宿泊施設療養中。オンラインで近況報告でもしない?」。
久し振りの旧友からメッセージが来たので、先日オンラインで1時間ほどをしました。
幸いにも軽症ですぐに喉の痛みなどもなくなり元気そうで安心したのですが、
宿泊施設ですることも限られ、さぞかし暇であろうと。

しかし、友人曰く「めっちゃ忙しいで!」。
「え、なんで?」と聞いたところ、「だって普通に仕事してるもん」とのこと。
その後いろいろと話を聞いたのですが、
・パソコンとネット環境があるので作業できるし、オンラインで会議も参加できる
・スマホ型の内線電話を導入しているので、気軽に社内に電話できるしかかってくる
・10日の療養期間、仕事の停滞はほぼない
とのことでした。普通に仕事しているなら、そりゃ忙しいですよね!

日頃の経営相談では、同様の状況で仕事が停滞したとよく聞くので、
(コロナ陽性や濃厚接触者⇒自宅待機や宿泊施設⇒社会生活の停滞)という先入観を
持ってしまっていたのかもしれません。
現場作業など同じようなリカバーが困難な仕事も多いですが、準備をすることにより
置かれた状況に対応し、仕事を円滑に進めることができる場合があるのだと実感しました。

旧友が無事仕事を進めることができたのは、オンラインを活用するという選択肢を
持っていたことが大きいと考えています。
コロナに限らず不測の事態などが起きたときの「B案」「セカンドチョイス」、
すなわち選択肢を持つことは事業を円滑に進めるうえでとても重要です。

また、「選択肢を提供する」ことも顧客サービスとして有効な場合が多々あります。
例えば、支払いに現金だけでなくスマホ決済ができるということは、
顧客に支払方法の選択肢を提供し利便性が高まっています。

大阪府よろず支援拠点では、相談方法について「来訪相談」または「オンライン相談」
という選択肢をご用意しています。
私の場合、来訪相談とオンライン相談がだいたい半々くらいになっています。
コロナウイルス感染防止の観点のみならず、相談にいくための往復時間を
他の業務で有効に使いたいなどの場合にはオンライン相談もぜひご利用ください。
もちろん来訪相談もお待ちしています!