[9月25日発行号]


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◆大阪府よろず支援拠点からのお知らせ

ポータルサイト「サポコネ」からのピックアップ

≪龍谷エクステンションセンター≫

 

◆最新施策・セミナー情報&トピックス

 

(1)【中小企業大学校サテライト・ゼミ】経営管理者養成ゼミナール

(2)研究開発助成金公募のご案内(三菱UFJ技術育成財団)

(3)中小企業診断士の日 記念イベント(大阪府中小企業診断協会)

 

◆コラム

「事業承継の成否は、親父経営者のリーダーシップ力で決まる」

コーディネーター 末松 大幸

 

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◆大阪府よろず支援拠点からのお知らせ

 

・ポータルサイト「サポコネ」≪龍谷エクステンションセンター≫

https://sapokone.mydome.jp/

 

約80機関の情報を登録している「サポコネ」のなかから

【龍谷エクステンションセンター】を紹介します。

 

龍谷大学では、企業と行政・大学が有機的に連携して研究開発に取り組む

「産官学連携」を推進しています。

龍谷エクステンションセンター(REC)は、その窓口を担い、企業と大学の橋渡し役

として、マッチングやコーディネート活動をおこなっています。

またREC法人会員制度「RECビジネスネットワーククラブ」を設置し中小・

ベンチャー企業への支援体制を強化しています。

 

↓詳しくは下記をご参照ください。

https://sapokone.mydome.jp/organizations/431/

 

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◆最新施策・セミナー情報&トピックス

 

(1)【中小企業大学校サテライト・ゼミ】経営管理者養成ゼミナール

 

中小企業の皆さま、中小企業大学校の研修が受けられるチャンスです!

下記のとおり「中小企業大学校サテライトゼミ」を実施します。

  

【日 時】平成30年10月11日(木) 9:50~17:00

     平成30年10月25日(木) 10:00~17:00

     平成30年11月22日(木) 10:00~17:00

【場 所】茨木市立男女共生センター ローズWAM404・405号室

【定 員】15名(先着順)

【受講料】28,000円

※茨木市内に事業所のある中小企業の方に対して、受講料の2分の1を補助する

制度があります。詳しくはお問い合わせください。

【内 容】自社を取り巻く現状を踏まえた経営戦略を策定し、アクションプランを

具体化する。

【主  催】中小企業大学校関西校

【共 催】茨木市

【問合先】中小企業大学校関西校 TEL:0790-22-5931 

 

↓詳しくは下記をご参照ください。

http://www.smrj.go.jp/institute/kansai/training/sme/2018/frr94k000003sq87.html

 

(2)研究開発助成金公募のご案内(三菱UFJ技術育成財団)

 

三菱UFJ技術育成財団では、新技術・新製品等の研究開発に対する助成金の

交付事業を行っております。

今年度第2回目となる助成金の公募を、9月1日より10月31日まで実施します

(最大300万円、交付決定時前払い)。

新規性・独創性に富むプロジェクトのご応募をお待ちしております。 

 

【研究開発助成金】

■応募資格者・プロジェクト

・新技術・新製品等を自ら開発し、事業化しようとする具体的な計画を持つ、

 設立または創業後もしくは新規事業進出後5年以内の中小企業または個人事業者。

・現在の技術から見て新規性のある研究開発プロジェクトで、原則として2年以内に

 事業化の可能性があること。

■助成金額

 ・1プロジェクトにつき300万円以内 かつ 研究開発対象費用の1/2以下

■公募期間

 ・9月1日~10月31日

■選考方法

 ・学識経験者等で構成する当財団の審査委員会にて厳正かつ公平なる選考を行います。 

 

↓詳しくは下記をご参照ください。

http://www.mutech.or.jp/subsidy/index.html

 

(3)中小企業診断士の日 記念イベント(大阪府中小企業診断協会)

 

中小企業診断士の日 記念イベント[大阪府中小企業診断協会]

 「多様なフィールドで活躍する中小企業診断士」

中小企業経営者の皆さまや各種支援機関の方々に、中小企業診断士の活動について、

また、診断士をどう活用・協働すればいいのかについて広く知っていただくために、

平成28年、11月4日が中小企業診断士の日として制定されました。 

今回は、この日にちなみ、経営者の方と診断士グループの双方から事例を発表いただき、

皆さまに多様な協働の可能性をご紹介したいと思います。奮ってご参加ください。

 

日時 2018年11月1日(木) 14:00~17:00

於  マイドームおおさか 3階Fホール

 

基調講演 「100人の味方とともに~プロアシストの事例~」

株式会社プロアシスト 代表取締役社長 生駒 京子氏

特別講演 「愛され、期待される中小企業診断士を目指して」

中小企業診断士 福田 尚好氏 (前 中小企業診断協会本部会長)

事例発表

・電機業界交流会(大阪府中小企業診断協会)

「大手企業販路開拓!企業内診断士が提案する新たな価値」

・食品グループ(大阪中小企業診断士会)

「食品の安全性を高めるHACCP導入支援」

 

【お申込はこちら】 https://business.form-mailer.jp/fms/5e19e44593142

 

↓詳しくは下記をご参照ください。

https://www.shindanshi-osaka.com/event/4368/

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◆コラム 「事業承継の成否は、親父経営者のリーダーシップ力で決まる」

               コーディネーター 末松 大幸

 

今、事業承継が大きな社会問題となっています。

政府も力を入れて税制ほか大胆な改善策を打ち出してきています。

私はこのような状況の中で事業承継が一向にすすまない原因は親父経営者にあると

考えています。

事業承継や世代交代を迎えている親父経営者が自ら先頭を切って戦略的に

リーダーシップを発揮することで解決できると考えます。

 

それでは、親父経営者がリーダーシップを発揮して、何をするのかといえば、

たくさんありますが主に次のようなことがあげられます。

 

1)事業承継計画を立案しましょう。

ビジネス・ファミリー・オーナーシップを考えた三位一体計画表をつくること

 

2)後継者とそのブレーンの育成に早めにとりかかりましょう。

親父経営者は、自分の頭で考え主体的に行動できる後継者とそのブレーンをつくる

ことが肝要です。

後継者には、社内外のいろいろな修羅場を体験させることが必要です。

さらに今の番頭さんをどうするかについては親父経営者の仕事です。

 

3)ビジョンの共有(親父経営者と後継者、社員、ファミリー)をはかりましょう。

いつまでに、どんな会社にしたいのかなど、丁寧に丁寧にディスカッションを行い

おのおのが自分の言葉でビジョンを語れるようにしていきます。

 

4)株式の分散は避けましょう。

将来の紛争の芽を刈り取っておきましょう。

 

5)親父経営者の出口戦略を考えましょう。

自分自身の幕引きを考える親父経営者は少ないようです。

親父経営者はゴールの期日を延ばしがちなので、ゴールなきマラソンランナーに

ならないようにしたいものです。

いつまでに、どのように会社からフェードアウトするかを常に考えておくことが

大切です。さらに引退した後、人生100年時代をどう生きるかを考えましょう。

 

6)風通しのよい社風、家風をつくりましょう。

つまり活発なコミュニケーションが成り立つ職場風土や家庭環境をつくることが

重要です。事業承継は駅伝レースです。

コミュニケーションという基礎の部分がしっかりしていないと永続的な事業承継の

成功はないと私は考えています。

創業者が亡くなり二代目三代目四代目・・・と経過してきますとファミリーの人数は

増加してきます。

何も手を打たないでおくと創業者の理念は忘れられて求心力はなくなり、

ファミリーの結束力は弱くなるばかりです。

人数が多くなればなるほど、ファミリーのコミュニケーション力が必要になってきます。

 

上記のことを実際やっていくのですが、なかなか進まない現状の姿があります。

それを解決する一番の方法は親父経営者をよく理解し、全体最適と長期視点を考える

メンタ―コーチやファミリービジネスアドバイザーをブレーンにもつことです。

 

【親父経営者のみなさまは、ひとりで悩まないでください】

事業承継に関する具体的なお悩みは、まずは、よろず支援拠点大阪にご相談ください。

中小企業・小規模事業者の経営者のみなさまと同じ目線で、真の解決策や改善策を

とことん一緒に考えます。

他の機関とも連携して支援のハブとしての役割を務めています。

 

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