大阪府よろず支援拠点コーディネーターの志水です。
2019年11月11日(月)マイドームおおさかで大阪府よろず支援拠点の第2回エクセレントパートナー研修会を開催しました。
■エクセレントパートナー研修とは
大阪府よろず支援拠点の複雑かつ多岐にわたる相談案件への対応を支援機関の方に理解していただくとともに、顔の見える良きパートナーになっていただくための研修です。支援機関と大阪府よろず支援拠点のコーディネーター陣が連携し、中小企業の課題解決をはかり、大阪の中小企業を元気にしていく取り組みです。
参加者は幅広い人脈構築と他支援機関と連携することで、伴走型支援者としてのスキルアップを目指します。第2回目は金融機関6行から11名の行員の方に参加いただきました。
■よろず支援拠点の活動状況
大阪府よろず支援拠点・北口チーフコーディネーターによる大阪府よろず支援拠点の活動状況の報告が行われました。
今回ご参加いただきました行員の方に、普段の活動の中で、よろず支援拠点の効果的な活用方法をご理解いただけたものと思われます。
■ケーススタディ研修
研修としては、第1回研修でも好評いただいておりました相談のロールプレイを行いました。3名を1班として、全部で5班を編成し、社長役、専門家役、アドバイザー役に分かれて、実際の個別相談のロールプレイを行いました。
金融機関の方にとっては、普段の活動とは違い、相談者さんの話を引き出していくことがスムーズに出来ず、悪戦苦闘されている方もいらっしゃいました。
1回目の役割を交代し、別のケースで2回目を実施しました。
2回目のケースは、「桝の販路拡大」か「金属加工業の新規事業」の2つから選択することができ、班によりケースは異なっていました。
なかなか想定できない事業者の内容であり、1回目よりも苦戦している行員が多かったように思われますが、コーディネーターからのアドバイスもあり、順調にロールプレイを進行されており、無事に終了いたしました。
各ケースが終了後に、参加者及びコーディネーターから、ロールプレイの感想などを発表いただき、好評のうちに終了いたしました。
■参加者からの感想
・ロールプレイングを通じて、自分の思考のクセを確認できました。
・今後、勉強会→利用者→出張相談につなげていければと思います。
・多くの気づきをいただいた研修会でした。
・金融機関との連携が重要だと感じた。
コーディネーター:志水 功行