日本HM株式会社

こだわりの材料を使用した健康食品で事業を再構築


事業内容

中国への服地の輸出、健康食品の製造・販売

令和3年度支援事例

事業の現状と相談のきっかけ
  • 高級服地を中心に中国に輸出していたが、コロナ禍で売上が減少した。
  • 代表者の李氏は通っていたヨガスタジオで販売していた健康食品の売上が大きく伸びていることを知った。そこで自分で試作してみた。
  • 思った商品が開発できたが、製造に手間がかかり委託する先が見つからず自社製造することにした。設備投資に対して補助金の活用を検討していた。
ヒアリングによる課題の整理
  • 今回の商品の特徴や価格などの面で競合他社とどのような点で差別化できるかを整理することが課題であった。
  • 非関連多角化になるため、蓄積された販売ノウハウの活用や事業の実現性を客観的に計画する。
  • 補助金申請においては、公募要領で求められているポイントを押さえて記載する。
課題解決の提案・アドバイス
  • 強みとして、こだわりの原材料で、かつ多種類をブレンドしていること、貴重な原料が使われていることなどを整理した。
  • 服地の販売ではITツールを活用して売上拡大を図っており、食品でその手法が生かせることを再確認した。
  • 作り手、売り手側の視点だけでなく、消費者視点のメリットを打ち出すことをアドバイスした。
取り組み内容と成果
  • 補助金には申請したが、補助金の有無に関わらずに実行するということで、既に設備を発注するなど着手済み。生産体制を整備中。
  • 事業計画を練っていく中で、消費者への訴求ポイントや他社との差別化について再確認ができた。
  • 再構築補助金に採択された。
  • 今後は、採択された補助事業の実行、生産体制の構築、販路の開拓を実行予定である。
事業者の声

高いハードルを超えて、補助金採択でき、資金的な心配なしに取り組むことが出来て、

感謝の気持でいっぱいです。ぜひ成功させて、国に還元したいと思います。本当に有難う御座いました。

 

コーディネーターより

商品開発も補助金申請も妥協なく取り組まれているのが、結 果に繋がっていると思います。

担当:岡崎コーディネーター