スエヒロシステム株式会社

専門性の高い人材の採用支援


事業内容

上下水道設計・施工・維持・管理

令和3年度支援事例

事業の現状と相談のきっかけ
  • 下水道施設や電気プラントにおける施工管理責任者の募集を行うも、満足する資格者の応募がままならない状態。状況を打開する必要があった。
  • 採用後に人材のミスマッチがあり、離職に至ってしまうことから、採用の段階でミスマッチを防ぎたいと考えていた。
  • 金融機関に相談したところよろず支援拠点に繋いでもらった。
ヒアリングによる課題の整理
  • インターネット、ハローワーク、新聞広告にて求人募集しているが、自社の良さが求職者に十分伝わっていない。
  • 製造委託契約、技術を教える人材が高齢化している。
  • 社内の人材を上下水道の施工管理に育成する方向でもすすめつつはあるが、職人の中には管理者へのスキルアップに積極的でない者もいる。
課題解決の提案・アドバイス
  • 募集する年齢層を2つに分け、経験者と一方で経験は十分でないが未経験分野もスキルアップとしてとらえられる年齢層とで募集する。
  • 上下水道の施工管理者のスキルはニッチで優位性があるため、それらを習得できることについて訴求する。
  • 通常のスキルと上下水道の施工管理のスキル習得の評価に差をつけ、併せて会社が強化したい分野について従業員に周知する。
取り組み内容と成果

【取り組み内容】

  • 金融機関、よろず支援拠点、大阪産業局・HR戦略室中小企業のための人材採用コンシェルジュと連携し、連携機関同席で課題の整理と採用方針を検討する。
  • 人材採用コンシェルジュにより具体的な採用方法を提案、実行し、大阪府と連携の人材紹介会社により人材採用を実現。

【成果】

  • 施工管理職採用により安定した受注体制の確保ができた。
  • 引き続き増員を計画しており、支援により紹介を受けた人材紹介会社からの人材採用を継続している。

事業者の声

人材獲得の手を尽くしましたが中々応募がなく、あってもミスマッチと言う状況でした。今回相談により人材獲得出来ました。その方は熱意もあり離職もしていません。提案内容は的確で相談して吉でした。

コーディネーターより

少子高齢化で通常の人材採用も難しい昨今。中小企業での専門性の高い人材は尚更です。他機関との連携支援は今後も積極的に行います。

担当:土居コーディネーター