チョークアートサンチャイルド

チョークアートへの情熱で、苦手な事業計画を克服し、前進!


事業内容

チョークアート教室、看板制作など

令和3年度支援事例

事業の現状と相談のきっかけ
  • オーストラリアでチョークアートの魅力に出会い、帰国後チョークアート教室を主催しているが、コロナ禍で教室の開催がままならなず、苦慮している。
  • オンライン・レッスンや作品などのEC販売サイトの立ち上げを計画して、持続化補助金を申請したが採択されなかった。
  • 自分にふさわしい施策にチャレンジしたいと、相談があった。
ヒアリングによる課題の整理
  • 事業内容や規模・目的からすると、持続化補助金(低感染リスク型)への再チャレンジが適当と思われる。

  • そこで、前回の応募書類を見ながら、次のように、改善課題を整理していった。
    ・必要事項を簡潔に伝える。
    ・事業内容を次の3つに整理 。 
      a) 教室 b)看板制作 c)オリジナル製品販売
    ・経営方針として、自身の想いやコンセプトを伝える。
課題解決の提案・アドバイス
  • 本人の想いや強みを、外部審査員に的確に理解してもらえるよう、申請書の書き方を、ブラッシュアップ。
  • コロナの影響などはデータ(数値)で明示する。
  • 申請書は「事業計画」なので、5W2H(誰が、いつ、どこで、何を、どのくらいするかなど)を分かりやすく記載する。
  • 予想される効果についても、数値や根拠を明らかにする。
取り組み内容と成果
  • 緊急事態宣言の中、当拠点への来訪が難しいので、基本的にはオンライン(WEB)相談で対応した。
  • ご本人の強い想いを大切にしながら、事業計画には、俯瞰的な見方や客観的なデータやエビデンスが必要なことを理解し、実践していただいた。
  • 補助金の効果として、よりよいレッスン環境を整え、これまで以上に充実したレッスンを行うこと、また、オリジナル製品の販売にも力を入れることなどを明確に設定した。
  • 持続化補助金(低感染リスク型)への再応募。一度は不採択だったが、形式要件の不備と分かり2ヶ月後に再チャレンジ。最後は、オンライン相談ではなく拠点にPCを持ち込むという力の入れ具合で、見事、採択された。
  • 現在は、計画に記載した事業の実現に向けて頑張っている。

事業者の声

たくさんのアドバイスを頂く中で、補助金を超えたスケールの話になり、自身をより大きく成長できたと思います。自身の事業に対してここまでの話を人に出来たことに感謝し、また話をしていく中で10年後のビジョンなどが持てたと思います。

コーディネーターより

厳しい環境の中でチャレンジされる佐々木さんの粘り強さと頑張りが、前進につながったと思います。さらなる発展を応援しています。

担当:北口チーフコーディネーター