Flower Days NAO

鶴見橋商店街で「花のある暮らし」を提供するために創業したご夫婦


事業の現状と相談のきっかけ

● 花店を営む父が急逝して以来30年間、色々な店舗で修行して、国家試験のフラワー装飾技能士1級も取得。

「花のある生活」を演出する、自分が理想とする店舗の出店準備を重ねた。

● サラリーマンを定年退職した夫も、全面的にサポートする環境が整った。

● 自宅近隣の八尾商工会議所から当拠点を紹介された。

ヒアリングによる課題の整理

● 融資および補助金の申請をふまえた、当店の技術的な特徴や品ぞろえの狙いどころについて抽出。

● その上で、事業計画書を記載するポイントについて整理。

● マーケティング計画のほか、創業に必要な資金の調達計画の策定が必要。

課題解決の提案・アドバイス

● 出店地区の商圏動向を踏まえた、仏花、榊を主体とする品ぞろえを事業計画書に反映させる。

● 顧客への提案力、仕入れルート、夫婦の事業にかける想いなど、成功の要素十分である。

● 地域密着の事業であり、借入調達予定もあるので、大阪商工会議所西支部へ取次ぎ実施。

取組み内容と成果

● 創業融資も調達に成功して、西成区鶴見橋商店街において平成29年9月13日、開業に至った。

● 商工会議所とも連携して、創業立ち上げ時の周知宣伝や、記帳、販売管理など様々な経営相談でサポートを継続。

● 夫婦の努力を見て、知人や近隣の店舗、地域の高齢者施設など、多方面から応援や発注が入り、地域に根差した店舗運営が軌道に乗りつつある。

● 仏花や墓花、榊など高齢化の進む地域を反映した商品の販売が好調で狙い通りである。

また、技術力を生かしたアレンジメントや切り花も好評である。


事業者の声

創業前にじっくりと事業計画書の内容を相談できたので、とても助かりました。

よろず拠点と会議所に相談して、店舗を繁盛させます。

コーディネーターより

先代から続く花店への想いをしっかりと受け継ぎ、綿密な事業計画でスタートを切られました。

熟年小規模創業のお手本のようなご夫婦です。

担当:永井コーディネーター