株式会社オズ・ワーク

ものづくり補助金を活用して新規事業分野にチャレンジ


事業の現状と相談のきっかけ

● 新規事業分野の開拓に向けてものづくり補助金の活用を考慮した。

● 上記の中、取引金融機関より、ものづくり補助金活用に向けたよろず支援拠点の出張相談会について活用を勧められた。

● 出張相談会に参加し、申請にむけて助言を受けた

● その後、よろず支援拠点に2回訪問し、事業計画書を作成し、申請を行った。

ヒアリングによる課題の整理

● 初めての申請であり、公募要領を読むものの、申請書(事業計画書)作成の要領についてよく理解できないでいた。

● また審査項目に対する理解も不十分であった。

● さらに、「中小ものづくり高度化法」に対する理解も少なく、どの技術分野で申請を行うのか、技術分野別の高度化目標に対する認識不足の面があった。

課題解決の提案・アドバイス

● 初回の出張相談会では、公募要領の事業計画書フォーマットに基づき、記入方法について助言を行った。

● 2回目の相談では、計画書案をベースにビジネスモデルや新たな取組内容、期待する効果・成果、今後の展望の記載内容、図表や写真の活用等について助言した。

● 3回目は、効果・成果の表現方法、全体の流れや数値計画との整合性等について助言した。

取組み内容と成果

● ヒートアイランドを緩和させる新しい環境商品として金属製フラクタルの開発に着手した。

● 特販部執行役員(曽我部氏)をリーダーとして、部署横断的なプロジェクトとして申請準備を進めた。

● 結果、3回の相談でものづくり補助金申請書(事業計画書)を取りまとめるとともに経営力向上計画の認定も受け、無事、採択に至った。

その後、補助金の交付申請を行い、具体的な事業推進に着手した。

● 6月にはインテックス大阪に出展、関係先の反応を確認し、7月には設計内容を決定した。

それを受け、図面起こし、金型作成、試作を行う中、12月には製品化の目途が立ち、効果検証を進めた。

● 今後、性能試験・モニター施工を行い、取引先への提案活動を進めていく計画である。

※金属製フラクタル(日除け)

※インテックス大阪に出展


事業者の声

ものづくり補助金の申請が初めての事でありましたが、コーディネーターの方が親切に根気よく、的を得たアドバイスをしてくださったおかげで交付申請、事業推進する事ができました。

コーディネーターより

新規事業分野の開拓に向けて、執行役員が中心となり部署横断的なプロジェクトで自社独自に申請を進め、認定に至られました。

認定後、着実に事業を推進されています。

担当:福地コーディネーター